ハーブと呼ばれる植物の中でも特に薬効が高く、民間療法や治療に用いられる種をメディカルハーブ(Medicinal Herbs)といいます。
メディカルハーブというと難しい印象を受けるかもしれませんが、外を散歩すれば見かけるハコベ、ナズナ、タンポポや、キッチンにあるショウガ、ガーリックなどもその一部です。
植物療法は、古代人が始めた世界最古の自然療法で、長い歴史があります。
ヨーロッパでは、「植物療法士」は国家資格であり、人々の生活に欠かせない存在です。
日本で漢方薬局や診療所があるように、ヨーロッパには「植物療法士(メディカルハーバリスト)」が勤務する診療所が存在します。
ハーブの持つ抗ストレス効果や老化防止効果が、現代人の抱える体や心のトラブルに有用と考えられ、近年日本でも注目されています。