【心が辛い人へ】こころの不調やうつに効くハーブは?おすすめハーブ5選!レシピも!

ストレス社会である現代、なんとなく気持ちが晴れない、なぜか涙が出てしまうなど、こころに不調を感じている方も多いのではないでしょうか。

日本人の5人に1人は一生のうちにこころの不調を経験するといわれています。

楽しい気持ちになれなかったり、不安で眠れなかったり、体調面にも影響が出てくることもあったりしてとても辛いですよね。

さらに、こころの不調は家族や親しい人にも相談しにくいものです。

病院に行くことをためらってしまう方も多いと思います。

自宅で少しでもケアができたらいいですよね!

今回は、こころの不調やうつに効くハーブをご紹介します!

こころの不調やうつに効く?メディカルハーブとは

メディカルハーブ

メディカルハーブとは、薬効がある植物の中で特にその薬効が高く、民間療法や治療に用いられるものを指します。

道端に生えたタンポポや、キッチンにあるショウガなんかも、メディカルハーブのひとつです。

日本に漢方薬局があるのと同じように、英国などのヨーロッパでは薬草を処方する診療所が存在します。

ヨーロッパでは、「植物療法士(メディカルハーバリスト)」という国家資格を持った専門家が人々の治療を行っています。

メディカルハーブの効能がストレスを抱えた現代人の不調を和らげるのに適しているため、日本でも近年注目されつつあります。

調査によると、日本人の5人に1人が生涯のうちにこころの不調の症状を経験するといいます。

かなり多くの人が経験しているんですね。

うつの症状は人によってさまざまで、命に直結する問題でもあるので、本来は我慢せずにメンタルクリニックを受信することが望ましいです。

病院に行くことを恥じたり、ためらったりする必要は全くありません!

家族や親しい人よりも、病院の先生の方が話しやすいですし、先生は同じような悩みを持つ患者さんを多く診ています。

話したくないことを、無理やり聞かれるといったこともないので安心してください。

病院ではお薬を処方してもらえますので、それでかなり改善されることも多いです。

とにかく、こころが辛くて耐えられないと感じたら、まずは病院を受診しましょう。

今回ご紹介するハーブは、病院にいくほどでもないけどなんとなく気分が落ち込んでしまう方や、通院と並行して自分でもケアしたい方におすすめです。

ハーブティーやアロマで、少しでもこころの不調やうつの辛い症状が緩和できたらいいですよね!

こころの不調やうつに効く!おすすめハーブ5選

では、こころの不調やうつに効くハーブにはどのようなものがあるのでしょうか?

こころの不調やうつに効くといわれているハーブを5つご紹介します!

①セントジョンズワート

セントジョンズワート

セントジョンズワートは、抗うつ作用により軽やかな気分をもたらしてくれます。

ストレスが多く下痢がちの場合にハーブティーに加えると効果があります。

少々苦みがありますので、少量から試してみるとよいでしょう。

※光過敏性反応の恐れがあるため、日中の多量使用は避けてください。

※妊娠授乳中の多量使用は避けてください。

※一部抗うつ薬との相互作用があるため、医薬品と併用する場合は医師に相談してください。

②パッションフラワー

パッションフラワー

パッションフラワーは、優れた鎮静作用と精神安定作用があります。

古くから神経緊張や不眠の治療に使われてきました。

パッションフラワーティーはとりわけ不眠症には有効です。

くせのない草花の香りと味わいがします。

※妊娠中の使用は避けてください。

③リンデン

リンデン

リンデンは、穏やかな鎮静作用で知られるハーブです。

鎮静作用により、動悸を鎮める効果があります。

甘い香りとやさしい味わいで飲みやすく、ハーブティーとしておすすめです。

※リンデンアレルギーを発症する可能性があるほか、妊娠中の多量摂取には注意が必要です。

④オートムギ

オートムギ

オートムギは、ビタミンEやミネラル類、タンパク質、食物繊維を豊富に含んでいます。

オートムギティーは、神経系に不足しがちな多くの栄養素を含むため、優れた強壮効果があります。

更年期のエストロゲン不足からくるうつなどにも有効です。

※小麦アレルギーの人は注意が必要です。

⑤ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーには、鎮静作用や抗うつ作用があります。

不安や憂鬱な気分で眠れない夜におすすめです。

ラベンダーティーには、精神的なストレスをやわらげてリラックスさせ、心地よい眠りに誘う効果があります。

※妊娠中の使用は避けてください。

こころの不調やうつに効くハーブティーは?レシピ紹介!

オートムギティー

実際にこころの不調やうつに効くハーブティを試してみたいけれど、どのように作ればいいかわからないという方も多いですよね。

最近ではドライハーブを扱うショップが増えてきましたので、必要なハーブは手軽に入手できます。

相談しながら選びたい場合は「生活の木」や「enherb」など実店舗を多く持つお店に行ってみるといいでしょう。

また、ネットショップでも購入することができます。

ドライハーブの選び方としては、できるだけ新鮮なものがよいでしょう。

まとめ買いは避けて、必要な分だけ少量ずつ購入するのがおすすめです。

それでは、こころの不調やうつに効くハーブティーのレシピをご紹介します!

①パッションフラワーのブレンドハーブティー

神経系をリラックスさせる効果が期待できます。

疲れをいやして元気になりたいときにおすすめです。

[材料]

・パッションフラワー・・・ティースプーン1杯

・レモンバーム・・・ティースプーン1杯

・ローズマリー・・・ティースプーン1杯

[作り方]

1.ティーポットにハーブを入れ、お湯を180ml~300mlほど注ぐ。

2.5分ほど蒸らして完成。

②オートムギのブレンドハーブティー

心が疲れて気力がわかないときにおすすめです。

緊張した神経をゆるめて消耗したエネルギーを取り戻します。

[材料]

・オートムギ・・・ティースプーン2杯

・セントジョンズワート・・・ティースプーン1杯

・リンデン・・・ティースプーン1杯

[作り方]

1.ティーポットにハーブを入れ、お湯を180ml~300mlほど注ぐ。

2.5分ほど蒸らして完成。

終わりに

ハーブは、自身の体調と、それぞれのハーブの注意点を確認したうえで使用してください。

こころの不調やうつに苦しんでいる方には、ぜひ続けてみていただきたいです。

自分の体調に合わせてハーブをブレンドする時間も、心を落ち着けてくれますよ。